mustの表す意味は、基本的にhave toの用法に準じると考えてよいが、その表す意味は、have toが客観性を表すのに対してmustは主観性を帯びるという違いがある。

強い義務:~しなければならない

  • I must (= have to) finish this report by this Wednesday.
    • 私は、今週の水曜までにこの報告書を仕上げなければならない。
  • You must not leave the door open.
    • そのドアを開けっ放しにしておいてはいけません。
      • mustの否定形は禁止(~してはならない)の意味を表す。不必要(~する必要はない)を意味するには、have to / needの否定形を用いる。must notの縮約形はmustn'tで、発音はmʌˈsəntとなる。

強い推量:~にちがいない

  • Jane must be sick. She has been absent from school for two days.
    • ジェーンは具合が悪いに違いない。2日間学校を休んでいる。
      • この意味の逆(否定的推量:~のはずがない)を表すにはcannotを用いる。過去の推量(~だったにちがいない/~だったはずがない)を表すには、<must+完了形><cannot+完了形>を用いる。

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Last-modified: 2008-07-14 (月) 00:07:19