SVO+C(不定詞)
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開始行:
他動詞の中には、目的格補語に不定詞を取って<SVO+C(不定...
Cに入る不定詞の種類はVの動詞によって異なる。また、能動態...
#contents
*SVO+C(to不定詞) [#y626bff0]
**SVO+to be C [#h8179bac]
-We thought him ''(to be)'' ''responsible''.[SVOC]
--私たちは彼を責任感の強い人だと思っていた。
---be動詞を元に作られた不定詞to beが、形容詞responsibleを...
---that節を用いて、We thought that he was responsible.[S...
to beを省略できるかどうかは動詞によって異なるが、厳密な区...
***<SVO+to be C>の、to beを省略できる主な動詞 [#g60104...
-assume:Oを~と考える
-believe:Oを~と思う
-consider:Oを~と考える
-find:Oが~とわかる
-suppose:Oを~と思う
-think:Oを~と思う
***<SVO+to be C>の、to beを省略しない主な動詞 [#vc6bb3...
-assert:Oを~と断言する
-conclude:Oを~と断定する
-discover:Oが~と気づく
-guess:Oを~と推測する
-know:Oが~と知っている
-recognize:Oが~と認める
**SVO+to do [#v8bce428]
一般動詞を元に作られたto不定詞を目的格補語の場所に置いて[...
***一般的な<SVO+to不定詞> [#h82c76e9]
[[第5文型]](SVOC)では、Cの意味上の主語はOになる。<SVO...
-My teacher always tells ''me'' ''to study English everyd...
--先生は、私に毎日英語を勉強するようにといつも言う。
---「毎日英語を勉強する」(C)のは「私」(O)である。
[[受動態>Mt. English Grammar/11. 態]]に書き換えると[[第2...
-''I'' am always told ''to study English everyday'' by my...
--私は、毎日英語を勉強するようにと先生にいつも言われる。
---「毎日英語を勉強する」(C)のは「私」(S)である。
tellは、Oをthat節の主語にして、''<S tell O1+that節(O2...
-My teacher always tells ''me'' ''that I should study Eng...
--先生は、毎日英語を勉強すべきだといつも私に言う。
#region(<SVO+to不定詞>の形を取る主な動詞)
-advise*:Oに~するよう忠告する
-allow:Oが~することを許す
-cause:OがCする原因になる
-compel:Oに~するよう強いる
-enable:Oが~できるようにする
-encourage:Oが~するよう励ます
-expect**:Oが~すると期待する
-force:Oに~するよう強いる
-need:Oに~してもらう必要がある
-order**:Oに~するよう命令する
-permit:Oが~するのを許可する
-require**:Oに~するよう求める
-teach*:Oに~することを教える
-tell*:Oに~せよと命じる
-think**:Oを~と思う
-want:Oに~してほしいと思う
-warn*:Oに~するよう警告する
--*印は、Oをthat節の主語にして、<SVO+that節>に書き換え...
--**印は、Oをthat節の主語にして、<SV+that節>に書き換え...
#endregion
Oとto不定詞のあいだに受動の関係が成り立つときは、to不定詞...
-I want ''these suitcases'' ''(to be) carried'' upstairs.
--これらのスーツケースを2階に運んでもらいたい。
---to beは通例省略されて過去分詞だけが残る。
[[There構文]]は<There+V+S>という特殊な構造を持つので...
-I don't want ''there to be another war''.
--私は、また戦争が起こることを望まない。
***注意すべき<SVO+to不定詞>:promiseとhelp [#ec2b557d]
他動詞promiseの場合に限り、to不定詞の意味上の主語がOにな...
-Susan promised me ''to come'' back here by seven.
--スーザンは7時までにここに戻ってくると私に約束した。
---「7時までにここに戻ってくる」のは「私」(O)ではなく「...
---「スーザンは私に7時までにここに戻るという約束を与えた...
現代英語では、上記のような混乱を避けるためthat節を用いて...
--Susan promised ''(me)'' ''that she would come back here...
また、他動詞helpは、Cに原形不定詞とto不定詞の両方を取れる。
-My brother helped me ''(to) repair'' my bike.
--兄は、私が自転車を修理するのを手伝ってくれた。
---原形不定詞の場合は直接的な助けを意味し、to不定詞の場合...
***<SVO+to不定詞>が取れそうで取れないhope [#n1a094a6]
他動詞hopeは、<SVO+to不定詞>の形を取って、<S hope O t...
-○ I hope ''for you'' ''to do'' your best.
-× I hope you to do your best.
--君には最善を尽くしてもらいたい。
hopeは、<for 意味上の主語>をthat節の主語にして、<S hop...
-I hope ''that you will do your best''.[SVO]
*SVO+C(原形不定詞) [#xfcc1ec0]
[[第5文型]](SVOC)において、Vに''知覚動詞''([[get以外:h...
**<S+V(知覚動詞)+O+C(原形不定詞)>の用法 [#lbe1e3...
知覚動詞とは、身体的知覚を意味する動詞で、「見る」(see /...
-I ''heard'' Bob ''play'' the violin.[SVOC]
--私は、ボブがバイオリンを弾くのを聞いた。
---他動詞playを元に作られた原形不定詞play(~を演奏するこ...
---現在分詞を用いてplaying the violinとも書ける。原形不定...
ただし、受動態にするときは原形不定詞をto不定詞に書き直す...
-Bob ''was heard'' ''to play'' the violin by me.[SVC]
--ボブは、バイオリンを弾いているのを私に聞かれた。
アメリカ英語では、本来は<自動詞+前置詞>であるlisten to...
-I ''listened to'' Bob ''play'' the violin.
--私は、ボブがバイオリンを弾くのを聞いた。
このようなSVOCから受動態が作られることは無い。
**<S+V(使役動詞)+O+C(原形不定詞)>の用法 [#nc9eb9...
使役動詞とは、「OにCさせる」を表す他動詞を指し、make / ha...
***make:Oに無理やりCさせる [#l538f55f]
使役動詞makeは、Oの意志に関わらず無理やり何かをさせるとい...
-Father ''made'' me ''go'' to a swimming class.
--父は私を無理やり水泳教室に行かせた。
受動態にすると原形不定詞をto不定詞に書き直す必要がある。
-I ''was made'' ''to go'' to a swimming class by Father.
--私は、父に無理やり水泳教室に行かされた。
***let:OがCすることを許す/OをCのままにしておく [#y40285...
使役動詞letは、Oに自由に何かをさせるという''許可''の意味...
-Kenny ''let'' me ''use'' his car.
--ケニーは僕に車を使わせてくれた。
---letの活用形は、let-let-letである。
letを用いた受動態は作れないので、allowやpermitなど許可を...
-I ''was allowed'' ''to use'' his car by Kenny.
--僕は、ケニーに車を使わせてもらった。
letは命令文で、次のように用いられることも多い。
-''Let'' me ''introduce'' you to Mr. Davis.
--デービスさんをご紹介いたしましょう。
-''Let'' it ''be''.
--なるがままにさせておこう。
---この例文は、イギリスのロックバンド・The Beatlesの最後...
-''Let'' this ''be'' a lesson to you.
--このことを教訓にするんですよ。
勧誘を意味する命令文<Let’s 動詞原形>のLet’sは、<Let+u...
-''Let's'' (= ''Let'' us) take a walk.
--散歩に行こう。
***have:OにCを(当然のこととして)させる/してもらう [#c...
使役動詞haveは、当然のこととしてOにCをしてもらうという''...
-I ''had'' a mechanic ''check'' the engine.
--私は、修理工にエンジンを点検してもらった。
haveそのものは受動態にならないが、OとCの間に受動関係が成...
-I ''had'' the engine ''checked'' by a mechanic.
--私はエンジンを修理工にチェックしてもらった。
---<have+O+過去分詞>は、「OをCしてもらう」(使役)や...
***get:OにCさせる/してもらう [#eb610a55]
使役動詞の中で、getだけはCにto不定詞を取るので注意が必要...
-I ''got'' my husband ''to quit'' smoking.
--私は夫に喫煙を(説得などして)やめさせました。
getそのものは受動態にならないが、OとCの間に受動関係が成り...
-I'll ''get'' this work ''done'' by noon.
--私は正午までにこの仕事を終えてしまうつもりだ。
*[FYI] <SVO+(to)不定詞>に関する主要参考書の見解 [#f3...
<SVO+(to)不定詞>を、Mt. English Grammarでは一貫して...
たとえば『新訂増補マスター英文法』(中原道喜・聖文新社)...
『ロイヤル英文法』(綿貫陽他・旺文社)の場合、初版ではこ...
また、『英文法解説』(江川泰一郎・金子書房)では、promise...
変形文法の観点を取り入れた『英文法総覧』(安井稔・開拓社...
さらに、『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)では、第2版ま...
英文構造をどのように解釈するかというのは、極論すれば解説...
終了行:
他動詞の中には、目的格補語に不定詞を取って<SVO+C(不定...
Cに入る不定詞の種類はVの動詞によって異なる。また、能動態...
#contents
*SVO+C(to不定詞) [#y626bff0]
**SVO+to be C [#h8179bac]
-We thought him ''(to be)'' ''responsible''.[SVOC]
--私たちは彼を責任感の強い人だと思っていた。
---be動詞を元に作られた不定詞to beが、形容詞responsibleを...
---that節を用いて、We thought that he was responsible.[S...
to beを省略できるかどうかは動詞によって異なるが、厳密な区...
***<SVO+to be C>の、to beを省略できる主な動詞 [#g60104...
-assume:Oを~と考える
-believe:Oを~と思う
-consider:Oを~と考える
-find:Oが~とわかる
-suppose:Oを~と思う
-think:Oを~と思う
***<SVO+to be C>の、to beを省略しない主な動詞 [#vc6bb3...
-assert:Oを~と断言する
-conclude:Oを~と断定する
-discover:Oが~と気づく
-guess:Oを~と推測する
-know:Oが~と知っている
-recognize:Oが~と認める
**SVO+to do [#v8bce428]
一般動詞を元に作られたto不定詞を目的格補語の場所に置いて[...
***一般的な<SVO+to不定詞> [#h82c76e9]
[[第5文型]](SVOC)では、Cの意味上の主語はOになる。<SVO...
-My teacher always tells ''me'' ''to study English everyd...
--先生は、私に毎日英語を勉強するようにといつも言う。
---「毎日英語を勉強する」(C)のは「私」(O)である。
[[受動態>Mt. English Grammar/11. 態]]に書き換えると[[第2...
-''I'' am always told ''to study English everyday'' by my...
--私は、毎日英語を勉強するようにと先生にいつも言われる。
---「毎日英語を勉強する」(C)のは「私」(S)である。
tellは、Oをthat節の主語にして、''<S tell O1+that節(O2...
-My teacher always tells ''me'' ''that I should study Eng...
--先生は、毎日英語を勉強すべきだといつも私に言う。
#region(<SVO+to不定詞>の形を取る主な動詞)
-advise*:Oに~するよう忠告する
-allow:Oが~することを許す
-cause:OがCする原因になる
-compel:Oに~するよう強いる
-enable:Oが~できるようにする
-encourage:Oが~するよう励ます
-expect**:Oが~すると期待する
-force:Oに~するよう強いる
-need:Oに~してもらう必要がある
-order**:Oに~するよう命令する
-permit:Oが~するのを許可する
-require**:Oに~するよう求める
-teach*:Oに~することを教える
-tell*:Oに~せよと命じる
-think**:Oを~と思う
-want:Oに~してほしいと思う
-warn*:Oに~するよう警告する
--*印は、Oをthat節の主語にして、<SVO+that節>に書き換え...
--**印は、Oをthat節の主語にして、<SV+that節>に書き換え...
#endregion
Oとto不定詞のあいだに受動の関係が成り立つときは、to不定詞...
-I want ''these suitcases'' ''(to be) carried'' upstairs.
--これらのスーツケースを2階に運んでもらいたい。
---to beは通例省略されて過去分詞だけが残る。
[[There構文]]は<There+V+S>という特殊な構造を持つので...
-I don't want ''there to be another war''.
--私は、また戦争が起こることを望まない。
***注意すべき<SVO+to不定詞>:promiseとhelp [#ec2b557d]
他動詞promiseの場合に限り、to不定詞の意味上の主語がOにな...
-Susan promised me ''to come'' back here by seven.
--スーザンは7時までにここに戻ってくると私に約束した。
---「7時までにここに戻ってくる」のは「私」(O)ではなく「...
---「スーザンは私に7時までにここに戻るという約束を与えた...
現代英語では、上記のような混乱を避けるためthat節を用いて...
--Susan promised ''(me)'' ''that she would come back here...
また、他動詞helpは、Cに原形不定詞とto不定詞の両方を取れる。
-My brother helped me ''(to) repair'' my bike.
--兄は、私が自転車を修理するのを手伝ってくれた。
---原形不定詞の場合は直接的な助けを意味し、to不定詞の場合...
***<SVO+to不定詞>が取れそうで取れないhope [#n1a094a6]
他動詞hopeは、<SVO+to不定詞>の形を取って、<S hope O t...
-○ I hope ''for you'' ''to do'' your best.
-× I hope you to do your best.
--君には最善を尽くしてもらいたい。
hopeは、<for 意味上の主語>をthat節の主語にして、<S hop...
-I hope ''that you will do your best''.[SVO]
*SVO+C(原形不定詞) [#xfcc1ec0]
[[第5文型]](SVOC)において、Vに''知覚動詞''([[get以外:h...
**<S+V(知覚動詞)+O+C(原形不定詞)>の用法 [#lbe1e3...
知覚動詞とは、身体的知覚を意味する動詞で、「見る」(see /...
-I ''heard'' Bob ''play'' the violin.[SVOC]
--私は、ボブがバイオリンを弾くのを聞いた。
---他動詞playを元に作られた原形不定詞play(~を演奏するこ...
---現在分詞を用いてplaying the violinとも書ける。原形不定...
ただし、受動態にするときは原形不定詞をto不定詞に書き直す...
-Bob ''was heard'' ''to play'' the violin by me.[SVC]
--ボブは、バイオリンを弾いているのを私に聞かれた。
アメリカ英語では、本来は<自動詞+前置詞>であるlisten to...
-I ''listened to'' Bob ''play'' the violin.
--私は、ボブがバイオリンを弾くのを聞いた。
このようなSVOCから受動態が作られることは無い。
**<S+V(使役動詞)+O+C(原形不定詞)>の用法 [#nc9eb9...
使役動詞とは、「OにCさせる」を表す他動詞を指し、make / ha...
***make:Oに無理やりCさせる [#l538f55f]
使役動詞makeは、Oの意志に関わらず無理やり何かをさせるとい...
-Father ''made'' me ''go'' to a swimming class.
--父は私を無理やり水泳教室に行かせた。
受動態にすると原形不定詞をto不定詞に書き直す必要がある。
-I ''was made'' ''to go'' to a swimming class by Father.
--私は、父に無理やり水泳教室に行かされた。
***let:OがCすることを許す/OをCのままにしておく [#y40285...
使役動詞letは、Oに自由に何かをさせるという''許可''の意味...
-Kenny ''let'' me ''use'' his car.
--ケニーは僕に車を使わせてくれた。
---letの活用形は、let-let-letである。
letを用いた受動態は作れないので、allowやpermitなど許可を...
-I ''was allowed'' ''to use'' his car by Kenny.
--僕は、ケニーに車を使わせてもらった。
letは命令文で、次のように用いられることも多い。
-''Let'' me ''introduce'' you to Mr. Davis.
--デービスさんをご紹介いたしましょう。
-''Let'' it ''be''.
--なるがままにさせておこう。
---この例文は、イギリスのロックバンド・The Beatlesの最後...
-''Let'' this ''be'' a lesson to you.
--このことを教訓にするんですよ。
勧誘を意味する命令文<Let’s 動詞原形>のLet’sは、<Let+u...
-''Let's'' (= ''Let'' us) take a walk.
--散歩に行こう。
***have:OにCを(当然のこととして)させる/してもらう [#c...
使役動詞haveは、当然のこととしてOにCをしてもらうという''...
-I ''had'' a mechanic ''check'' the engine.
--私は、修理工にエンジンを点検してもらった。
haveそのものは受動態にならないが、OとCの間に受動関係が成...
-I ''had'' the engine ''checked'' by a mechanic.
--私はエンジンを修理工にチェックしてもらった。
---<have+O+過去分詞>は、「OをCしてもらう」(使役)や...
***get:OにCさせる/してもらう [#eb610a55]
使役動詞の中で、getだけはCにto不定詞を取るので注意が必要...
-I ''got'' my husband ''to quit'' smoking.
--私は夫に喫煙を(説得などして)やめさせました。
getそのものは受動態にならないが、OとCの間に受動関係が成り...
-I'll ''get'' this work ''done'' by noon.
--私は正午までにこの仕事を終えてしまうつもりだ。
*[FYI] <SVO+(to)不定詞>に関する主要参考書の見解 [#f3...
<SVO+(to)不定詞>を、Mt. English Grammarでは一貫して...
たとえば『新訂増補マスター英文法』(中原道喜・聖文新社)...
『ロイヤル英文法』(綿貫陽他・旺文社)の場合、初版ではこ...
また、『英文法解説』(江川泰一郎・金子書房)では、promise...
変形文法の観点を取り入れた『英文法総覧』(安井稔・開拓社...
さらに、『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)では、第2版ま...
英文構造をどのように解釈するかというのは、極論すれば解説...
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