主格の関係代名詞は、関係詞節内で主語の役割をするほか、くだけた表現では目的格の代用としても使われる。主格の関係代名詞は、関係詞連鎖のときを除いて省略することができない。
who †
- The woman who lives next door to me always yells at her husband.
- 私の隣に住んでいる女性はいつも旦那をどやしつけている。
- Those who want to attend the concert must fill in this form.
- コンサートに出席したい人はこの書類に記入する必要があります。
- <Those who ~>で「~な人」を表す。動詞は複数で一致する。
くだけた表現では主格の関係代名詞が目的格の関係代名詞として働くことがある。
- The man [whom | who] you met yesterday is my uncle.
which †
- The door which leads to the roof is tightly locked.
関係詞連鎖 †
関係代名詞節の内側にthat節があり、主格の関係代名詞がその中で働くとき、この現象を関係詞連鎖(Relative Concatenation)と呼ぶ。関係詞連鎖の起こっている文では主格の関係代名詞でも省略されることが頻繁にある。
- The man (who) I thought was my best friend deceived me.
- 私は一番の親友だと思っていた男に裏切られた。
- that節中の主語が関係代名詞whoとして先行詞についている。