助動詞(Auxiliary Verbs)とは、読んで字のごとく「動詞を助ける品詞」である。助動詞は、動詞だけでは表せない様々な意味を文に持たせる。

法助動詞(Modal Auxiliaries)は、主語の確信・意志・能力・義務などの意味を本動詞に付与する助動詞で、それ自体が意味を持つ助動詞である。この点において、第一助動詞のbe/do/haveと区別される。

法助動詞の特徴

a. 主語の人称や数によって語形が変化しない

法助動詞は一般動詞と異なり主語の人称や数によって語形が変化しない。

  • I work for a big company.
    • 私は大企業に勤めている。
  • She works for a big company.
    • 彼女は大企業に勤めている。
  • They may work for a big company.
    • 彼らは大企業に勤めているのかもしれない。
  • She may work for a big company.
    • 彼女は大企業に勤めているのかもしれない。

b. 活用が不完全

法助動詞の活用は不完全で、現在形と過去形を持つものもあれば、過去形しか持たないものなどがある。

現在形過去形過去分詞形
cancould-
maymight-
must--
need--
ought to--
shallshould-
-used to-
willwould-

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Last-modified: 2008-04-29 (火) 20:19:50