分詞の役割

準動詞の一つとして分詞を考える場合、分詞とは、動詞を元に作られ、形容詞副詞の役割をする品詞であると言える。

形容詞の役割をするということは、限定用法と叙述用法があることを意味する。分詞の形容詞用法にも限定用法叙述用法が存在する。

副詞の役割をする分詞については、分詞構文で詳解する。

分詞の形

ある動詞から作られる分詞には、必ず現在分詞と過去分詞の2つがある。現在分詞は、形の上では動名詞と同じ<~ing>形をとるが、形が同じであるだけで両者の果たす役割は全く異なるので注意が必要である。詳しくは、動名詞と現在分詞の違いを参照のこと。

分詞の形(moveの場合)
現在分詞過去分詞
movingmoved

分詞を用いて副詞句を作る分詞構文では、時制や態にあわせて分詞を次のように組み合わせて用いる。詳しくは分詞構文を参照のこと。

分詞構文での分詞の形(moveの場合)
能動態受動態
単純形moving(being) moved
完了形having moved(having been) moved

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Last-modified: 2008-06-14 (土) 22:10:45