関係代名詞のthatは、先行詞に人でも人以外のものでも取ることができる。thatに所有格はない。

thatを用いるのが普通の場合 [edit]

次のような場合は関係代名詞にはthatを用いるのが普通であるとされる。

先行詞が<人+人以外の物>の場合 [edit]

  • The people and the places that he knew in his youth often appear in his dreams.
    • 幼いころ彼が知っていた人々や場所が彼の夢によく出てくる。

補語を受ける場合 [edit]

  • He is no longer the kind person that he used to be.
    • 今の彼は、もはや昔のような優しい人ではない。
      • 先行詞にkindが無ければ、関係代名詞whatを用いてHe is no longer what he used to be.とも書ける。

先行詞が強い意味の修飾語を持つ場合 [edit]

一般的に、先行詞が最上級の形容詞やfirst / last / only / veryなどの強い意味を持つ語で修飾されている場合、関係代名詞にはthatを用いることが多い。

  • This is the most beautiful sunset (that) I've ever seen.
    • これは、私が今まで見た中で最も美しい夕焼けです。
  • Hurting you is the last thing (that) I'd want to do.
    • あなたを傷つけることだけはしたくないのです。
  • This is the very book (that) I've been looking for!
    • これぞまさに私が探し求めていた本です!

WhoやWhichから始まる疑問文の中で [edit]

疑問代名詞のwhoやwhichで始まる疑問文では、関係代名詞との混同を避けるために関係代名詞にはthatを用いる。

  • Who that has read Shakespeare's beautiful poems can forget their fascination?
    • シェイクスピアの美しい詩を読んだ者で、その美しさを忘れることができる者がいようか?

関係代名詞thatが多用される文 [edit]

  • This is the cow with the crumpled horn that tossed the dog that worried the cat that killed the rat that ate the malt that lay in the house that Jack built.
    • これは、ジャックの建てた家に寝かせておいた麦こうじを食べたネズミをやっつけたネコをこわがらせたイヌを宙に放り上げた、角の曲がったウシだ。
    • イギリスの童謡の一節。