ある不特定なものが存在することを示す<There+be動詞(などの動詞)+名詞>は、一般的にThere構文と呼ばれる。There構文は動詞部分が直後の名詞の数・人称に一致するため、いちおう第1文型(There+V+S)に分類される。だが、疑問文にするときThereが主語のように振舞って変則的な倒置を起こすため、特殊な文型と考えてよい。

  • There is (isn’t) a cat on the roof.
    • 屋根の上にネコがいる(いない)。[肯定文(否定文)]
  • Is there a cat on the roof?(×There a cat is on the roof?)
    • 屋根の上にネコがいますか。[疑問文]
  • "Is There a Santa Claus?" "Yes, Virginia, there is a Santa Claus."
    • 「サンタクロースっているんでしょうか?」「はい、バージニアさん、サンタクロース氏は実在します」
      • この例文は、1897年、ニューヨークに住む当時8歳の少女・ヴァージニア=オハンロン(Virginia O'Hanlon)が『ニューヨーク=サン』(The Sun)新聞に投書した疑問と、同紙の返信の一部である。社説を通じて行われたこのやり取りは大きな反響を呼び、現在でもクリスマスの時期には言及されることが多い。