動名詞をはじめとする準動詞は、動詞を元に作られてはいるが動詞ではないので、文の要素としての主語は持たない。だが、準動詞で表される動作や状態の主体(意味上の主語と呼ぶ)が誰なのかを明確にする必要があるときは、意味上の主語を明示する。動名詞の場合、意味上の主語を明示するとき、意味上の主語になる名詞の所有格を動名詞の前に置くのが普通である。

動名詞の意味上の主語を明示する必要がないとき

一般的に、次のような場合、動名詞の意味上の主語を明示する必要はない。

動名詞の意味上の主語と文の主語が同じ場合

動名詞の意味上の主語が漠然とした一般の人々を表す場合

動名詞の意味上の主語が文脈から明らかな場合


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