*子音(Consonant) [#mf2bde37]
子音は唇、歯、舌、のどの奥などで息をさえぎって発音する音で、声帯が震えない「[[無声音]](息だけ)」と、震える「[[有声音]](声も出る)」に分かれます。(母音は全て「[[有声音]]」です。)
-有声音と無声音の違い
--喉に手をあてて「あ、い、う、え、お」と発音してみてください。「あ、い、う、え、お」は有声音のため喉が震え、手にその振動を感じるはずです。
--次に同じように喉に手をあてて内緒話をするようなヒソヒソ声で「あ、い、う、え、お(実際には「は、ひ、ふ、へ、ほ」のほうになる)」と発音してみてください。今度は手に喉の震えを感じないはずです。
--日本語では無声音の子音を強く発音することがあまりないため、英語の無声音を有声音で発音してしまうことがよくあります。自分で無声音ができているか分からなくなったときは、喉に手をあてて確認してみてください。
子音は唇、歯、舌、のどの奥などで息をさえぎって発音する音で、声帯が震えない「[[無声音]](息だけ)」と、震える「[[有声音]](声も出る)」に分かれる。(母音は全て「[[有声音]]」。)

**有声音と無声音の違い [#qfb95613]
日本語では[[無声音]]の子音を単独で強く発音することがあまりないため((日本語では基本的に子音は母音とペアになる。))、英語を話すとき[[無声音]]であるべき音を[[有声音]]で発音してしまうことがある。自分で[[無声音]]ができているか分からなくなったときは、喉に手をあてて確認してみてほしい。
-喉に手をあてて「あ、い、う、え、お」と発音してみよう。「あ、い、う、え、お」は有声音のため喉が震え、手にその振動を感じるはずだ。
-次に同じように喉に手をあてて内緒話をするようなヒソヒソ声で「あ、い、う、え、お(実際には「は、ひ、ふ、へ、ほ」のほうになる)」と発音してみよう。今度は手に喉の震えを感じないはずだ((これは有声音が無声化したもので「ささやき(Whisper)と呼ばれる」))。

次にどの器官(例:唇)を使ってどのように発音するか(例:破裂させる)で、音を変えます。
子音のうち以下の8ペアは、口の形や動きは同だが、[[無声音]]か[[有声音]]の違いがある。違いを聞き比べてみよう。
#flash(http://frog.s103.xrea.com/voiced_voiceless.swf,400x490,align=left)
**発音法 [#z86475d1]
子音はどの器官(例:唇)を使ってどのように発音するか(例:破裂させる)で、音を変える。
下の5つに大きく分類することがでる。詳しくは各項を参照。
-[p]、[b]など、せき止めた息を一気に解き放つ「[[破裂音]]」
-[f]、[v]など、息の通り道を狭めてその隙間から息を出す「[[摩擦音]]」
-破裂させたと同時に摩擦が生じる「[[破擦音]]」
-[m]、[n]など、口からの息の通り道をふさいで鼻から出す「[[鼻音]]」
-[l]、[r]など日本語でいえばラ行の「[[流音]]」((「流音」とは摩擦がなく、母音のように長く引き伸ばして発音できる子音。狭義ではラ行の音の呼称、広義では[m][n]なども指す。このサイトでは前者の意味で用いる。))


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