未来時制(Future Tense)は、助動詞will / shallなどを用いて表す。未来には、無意志未来と意志未来とがある。現代英語では、無意志未来・意志未来に関わらず、また、主語の人称に関わらずwillを用いるのが普通で、shallを用いると形式的な表現になる。また、意志未来でshallを用いるのは、話者の意志や相手の意志を表す他、規則や法律文などの形式的な表現に限られる。

無意志未来(単純未来)

無意志未来(単純未来)とは、人の意志に関係なく行われたり起こったりする未来の事柄で、自然の成り行き/必然/予想/推察を指す。

意志未来

意志未来によって表されるのは、誰かの意志によって行われる未来の事柄で、意図/意向/決心/決意/固執/習性を表す。

will / shallが無意志未来か意志未来のどちらを表すかが不明瞭な場合、文脈から判断する。

原則として、時・条件を表す副詞節では未来時制の代わりに現在時制を用いるが、相手の好意に基づく意志を強調するときは条件節内で意志未来のwillを用いることがある。

shallを用いることで話者の意志を表すことがある。


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