一般疑問文

疑問詞を用いない疑問文を一般疑問文と呼ぶ。一般疑問文は、動詞がbe動詞であれば<Be動詞+S…?>、一般動詞であれば<[Do | Does | Did]+S+動詞原形…?>、動詞に助動詞が含まれていれば<助動詞+S+動詞原形…?>の語順をとる。一般疑問文への応答は原則としてYes / No(またはそれに相当する表現)で答えることができる。

特殊疑問文

疑問詞(Who(m) / What / Which / Where / When / Why / How)で始まる疑問文を特殊疑問文と呼ぶ。特殊疑問文は、疑問詞が主語になる時は<疑問詞+V…?>、それ以外は<疑問詞+一般疑問文?>のかたちを取る。原則として特殊疑問文に対してYes / Noで答えることはせず、疑問詞に対応する形で答える。

選択疑問文

2つ(またはそれ以上)の中からどちら(どれ)かを尋ねる疑問文を選択疑問文と呼ぶ。一般的に<(Which+)一般疑問文+A or B?>のかたちを取る。

否定疑問文

否定疑問文は、否定文を疑問文のかたちになおしたもので、確認や念押しの意味を持つ。一般疑問文が否定疑問文になった場合、応答に注意する必要がある。

付加疑問文

付加疑問文は主に口語で用いられる簡単な疑問表現で、「…ですね?」と訳されることが多い。相手に賛同や同意を求めたり(上昇調)、自分の発言内容を相手に確認する(下降調)意味がある。肯定文の場合は<肯定文, VS否定形?>、否定文の場合は<否定文, VS肯定形?>のかたちをとる。

There構文の場合は、Thereを主語に見立てて、isn’t there? / is there?などとする。

肯定の命令文に続く場合は、will you?(…してくれませんか<指示・依頼>)とwon’t you?(…しませんか<勧誘>)のどちらもつけることができる。否定の命令文の場合はwill you?(…しないでね<依頼・懇願>)のみ。

話し手の苛立(いらだ)ちやじれったさを表す場合、次のようにcan’t you?を用いることもある。

Let’sに続く場合は、否定・肯定に関わらず、shall we?(…しようじゃないか<提案>)を用いる。

間接疑問文

間接疑問文とは、疑問文を名詞節にして文の中に織り込んだもの。言い換えれば、疑問文を名詞節化したものである。間接疑問文ではSとVの倒置は起こらない。すなわち、特殊疑問文を間接疑問文にするには<疑問詞+S+V…>に、一般疑問文を間接疑問文にするには<[if | whether](or not)+S+V…>の語順にする。ただし、次のように疑問詞が文の先頭に移動する場合もある。


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