LangDraw 2 Logo

LangDraw2は、言語構造式描画に特化したWindows用フリーソフトウェアです。

LangDraw 2の特長

LangDraw 2は、言語構造式を編集・作図できるWindowsソフトウェアです。タグ付けされたテキストに基づいて言語構造式を作図・編集することのできる(おそらく)世界で唯一のソフトウェアです。

言語構造式とは?

言語構造式とは、文字表記されたある言語の句および節の構造や修飾関係を一群の文字や記号および線を用いて視覚的に示されたものです(下図参照)。

LangDraw 2で作図した言語構造式サンプル

言語構造式は、語学教育、中でも英語教育の分野ではお馴染みです。特に大学受験生向けの参考書や問題集の解説でよく目にします。

しかしながら、こうした図をコンピュータ上で作図するには多くの労力を要し、また、せっかく作った図のデータも互換性が低いため再利用性が低いという問題点がありました。こうした問題点を解決したいという気持ちから生まれたのがLangDraw 2です。

タグつきテキストに基づく作図

LangDraw 2は、XMLの書式でタグづけされたテキストデータに基づいて言語構造式を作図します。

たとえば上記のサンプル言語構造式は次のテキストデータに基づいて作図されました。

+  サンプル言語構造式のソース

テキストデータですので、データの編集や保存、受け渡しが簡単に行えます。

編集と同時に言語構造式を描画

LangDraw 2は、編集ペインと描画ペインの2つのウィンドウで構成されています。編集ペインの作業結果はリアルタイムで描画ペインに反映されますので、擬似的なWYSIWYG編集が可能です。

LangDraw 2の画面構成

PNG / EMF形式の画像ファイルで出力可能

LangDraw 2で作図した言語構造式は、PNG形式とEMF(Enhanced Metafile)形式の画像ファイルとして出力できます。

ダウンロード

ソフトウェアのダウンロード

ファイルバージョン更新日主な変更履歴
File not found: "LangDraw2.zip" at page "LangDraw2"[添付]2.092011/12/11・細部の調整

サンプルの言語構造式とそのソース

[添付][添付][添付][添付]
XMLXMLXMLXML

タグ・リファレンス(執筆中)

LangDraw 2で使用できるタグとその属性について説明します。

LangDraw

LangDraw要素は全ての要素の上位に位置するルート要素である。

Arrows

Arrows要素は、矢印線を表現するArrow要素を記述する。

TextBoxes

TextBoxes要素は、テキストボックスを表現するTextBox要素を記述する。

Style

Style要素では、言語構造式全体および言語構造式内に表れる解説要素の表現形式(スタイル)に関わる設定を一括して行う。

Arrow

Arrow要素は、言語構造式内の矢印線を表現する空要素である。

Arrows要素内

Start-Point="X,Y"
矢印線の始点の座標を指定。
End-Point="X,Y"
矢印線の終点の座標を指定。
Depth="ピクセル数"
矢印線が始点から終点に向けて引かれるときの垂直方向の深さを指定。

Style要素内

ID="文字列"
スタイル固有のIDを文字列にて設定。本文中にID指定すれば対応する設定が読み込まれる。
Arrow-Width="ピクセル数"
矢印線の太さをピクセル数で指定。
Arrow-Color="アルファ値を含むRGB16進数"
線の色を 透明度2桁(16進数)+色6桁(16進数) で設定。
Radius="ピクセル数"
曲線部分(円弧)の半径をピクセル数で指定。
Start-HeadSize="None OR XSmall OR Small OR Normal OR Large OR XLarge"
始点の矢印のサイズや種類を変更。Noneは矢印なし、XSmallは極小矢印、Smallは小矢印、Normalは通常サイズの矢印、Largeは大矢印、XLargeは極大矢印。
End-HeadSize="None OR XSmall OR Small OR Normal OR Large OR XLarge"
終点の矢印のサイズや種類を変更。Noneは矢印なし、XSmallは極小矢印、Smallは小矢印、Normalは通常サイズの矢印、Largeは大矢印、XLargeは極大矢印。

Body

Body要素内では、言語構造式による解説の対象となるテキストそのものや、テキストを解説するための要素を記述する。

Style要素内

Font-Family="フォント名"
フォントの種類のをフォント名で指定。
Font-Size="ピクセル数"
フォントのサイズをピクセル数で設定。
Font-Style="Normal OR Bold OR Italic OR Bold-Italic"
フォントのスタイルを設定。Normalは通常、Boldは太字、Italicは斜体、Bold-Italicは太字かつ斜体。
Color="フォントカアルファ値を含むRGB16進数"
フォントの色を 透明度2桁(16進数)+色6桁(16進数) で設定。
Fill-Background="True OR False"
背景塗りつぶしの設定。
Background-Color="アルファ値を含むRGB16進数"
言語構造式全体の背景色を 透明度2桁(16進数)+色6桁(16進数) で設定。

Mark

Mark要素は、挟み込んだテキストの下または上に、解説用の文字列を挿入する。

Body要素内

Show="文字列"
任意の文字列(ただしXMLメタ文字は実態文字参照する必要あり)

Style要素内

ID="文字列"
スタイル固有のIDを文字列で設定。Body要素内でID指定すれば対応するスタイル要素内の設定が読み込まれる。
Font-Family="フォント名"
属性 Show の属性値で使用するフォントの種類をフォント名で指定。
Font-Size="ピクセル数"
属性 Show の属性値で使用するフォントの大きさをピクセル数で指定。
Font-Style="Normal OR Bold OR Italic"
属性 Show の属性値で使用するフォントのスタイルを指定。 Normal は通常、 Bold は太字、 Italic は斜体。
Color="アルファ値を含むRGB16進数"
属性 Show の属性値で使用するフォントの色を 透明度2桁(16進数)+色6桁(16進数) 指定。
Text-Decoration="Underline OR Line-Through"
本文に対する装飾を設定。Underlineは下線、Line-Throughは打ち消し線。

TextBox

BR

Style要素内

Body要素内

Body内でのBR要素の挿入箇所が改行されます。

TextBox要素内

TextBox内でのBR要素の挿入箇所が改行されます。

発案者・開発者について

LangDraw 2のアイデアを発案したのは syuhei です。開発してくれたのは友人の ASWAN 氏です。

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