第4文型(SVO1O2)には、間接目的語(O1)と直接目的語(O2)、2つの目的語が存在する。そのため、それぞれの目的語を主語にした受動態ができるはずである。しかし、実際にはどちらか一方の目的語を主語にした受動態が正用として認められている場合が多い。

O1とO2のどちらも受動態の主語になる場合

第3文型に変換したとき、間接目的語の前に前置詞toを置く、いわゆるto型の動詞(giveなど)が作るSVO1O2は、一部をのぞいてO1・O2のどちらも受動態の文の主語になる。

O1を主語にすると、受動態は次のようなSVOになる。

O2を主語にする受動態を作る場合、まず、能動態のSVO1O2をSVOに変換し、Oを主語にした受動態を作るのが普通である。第3文型(SVO)から受動態を作ることになるので受動態の文型はSVになる。


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