助動詞wouldは[[will>willの用法]]の過去形であり、基本的に[[willの用法]]に準ずる。

ここではwouldに固有の表現や成句的な用法を紹介する。

#contents


*a. 過去の習慣的行為:~したものだ [#jd6909f4]

alwaysやoftenなど、頻度を表す副詞表現とともに用いられることが多い。

-In my schooldays, I ''would'' often go to the pool hall with Brian.
--学生時代はよくブライアンと一緒にビリヤード場に行ったものだ。


*b. would like to ~:~したいものだ [#qeaf5a3e]

would like toは、「~したいものだ」という控えめな願望を表す表現で、want toの丁寧な表現と考えればよい。

-I'''d like to'' come to your party.
--あなたのパーティーにぜひ伺いたいと存じます。
---口語ではI would like toはI'd like toと縮めるのが普通。


*c. would rather ~:むしろ~したい [#y6430fbc]

would ratherは、しばしば<than …>を伴って、「(…するくらいなら)むしろ~したい」の意味を表す。

-I''’d rather'' stay at home than go out.
--出かけるよりも、むしろ家にいたい。
---would soonerと言うときもある。また、wouldではなくhadを用いることもある。より詳しくは、6.4.2-c.を参照。

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