#contents *動詞と組み合わさった慣用表現 [#x7810aac] -It is (of) no use ''~ing'':~しても無駄である --useをgoodに代えてもよいが、その場合ofは不要。 -There is no point (in) ''~ing'':~しても無駄である -There is no ''~ing'':~することは不可能である -cannot help ''~ing'':~せざるを得ない/どうしても~してしまう -feel like ''~ing'':~したい(気分である) -It goes without ''saying'' that…:…は言うまでもない --この文は[[形式主語構文:http://mep.papiko.com/index.php?%E5%90%8D%E8%A9%9E%E7%AF%80#cf09bfe5]]である。 **[FYI] <It goes without saying that節>の文型は何か [#w531ee32] -It goes without saying that creativity is important. --独創性が大切であることは言うまでもない。 この文は[[第1文型]]である。主語のItは形式主語で、真主語のthat節の内容(独創性が大切であること)を受けている。動詞goは、物理的移動を表すのではなく、「(主張や考えなどが)通る/通用する/受け入れられる」の意味で、次の例文のgoと同じである。 -Anything ''goes'' here. --ここでは何でもありだ。 副詞句内の動名詞sayingの目的語は主語(形式主語=that節)なので、直訳すると、「独創性が大切であることは、言わなくとも世間では通用する」となり、この直訳を意訳した結果が上記の訳(~は言うまでもない)になるのである。 *前置詞toに続く動名詞 [#p46acec5] 以下の表現で使われているtoは、to不定詞ではなく前置詞である。そのため、toの後ろには動名詞などの名詞を置く(動名詞でなくともよい)。 -look forward to ''~ing'':~するのを楽しみにしている -be [used | accustomed] to ''~ing'':~するのに慣れている --助動詞の[[used to>used toの用法]]との混同に注意。 -[Would | Do] you mind ''~ing''?:~してもらえませんか?[依頼] -What do you say to ''~ing''?:~するのはどうですか?[勧誘] *その他の前置詞と組み合わさった慣用表現 [#d3590ef3] -worth ''~ing'':~する価値がある --この表現では、動名詞の目的語が文の主語になる。 --%%%This book%%% is ''worth reading'' many times.(この本は何度でも読む価値がある) -on ''~ing'':~するとすぐに -in ''~ing'':~する際(時)に -by ''~ing'':~することによって[手段] --手段の前置詞byの後ろに動名詞を置いている。 -never … without ''~ing'':…すれば必ず~する -… of one's own ''~ing'':自分で~した… -名詞 of ''~ing'':~という… --このofは「同格のof」。