''must''の表す意味は、基本的に[[have toの用法]]に準じると考えてよいが、その表す意味は、have toが客観性を表すのに対してmustは主観性を帯びるという違いがある。 #contents *強い義務:~しなければならない [#zad8b4ed] -I ''must'' (= have to) finish this report by this Wednesday. --私は、今週の水曜までにこの報告書を仕上げなければならない。 ---[[ought to>ought toの用法]]や[[should>shouldの用法]]よりも強い意味を持つ。[[have to>have toの用法]]で書き換えることができる。 -You ''must not'' leave the door open. --そのドアを開けっ放しにしておいてはいけません。 ---mustの否定形は''禁止(~してはならない)''の意味を表す。不必要(~する必要はない)を意味するには、[[have to>have toの用法]] / [[need>needの用法]]の否定形を用いる。must notの縮約形はmustn'tで、発音はmʌˈsəntとなる。 *強い推量:~にちがいない [#o24b490c] -Jane ''must'' be sick. She has been absent from school for two days. --ジェーンは具合が悪いに違いない。2日間学校を休んでいる。 ---この意味の逆(否定的推量:~のはずがない)を表すにはcannotを用いる。過去の推量(~だったにちがいない/~だったはずがない)を表すには、[[<must+完了形>:http://mep.papiko.com/index.php?%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E%EF%BC%8B%E5%AE%8C%E4%BA%86%E5%BD%A2#w4c417b1]]、[[<cannot+完了形>:http://mep.papiko.com/index.php?%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E%EF%BC%8B%E5%AE%8C%E4%BA%86%E5%BD%A2#kd8d77b8]]を用いる。 ---この意味の逆(否定的推量:~のはずがない)を表すにはcannotを用いる。過去の推量(~だったにちがいない/~だったはずがない)を表すには、[[<must+完了形>:http://mep.papiko.com/index.php?%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E%EF%BC%8B%E5%AE%8C%E4%BA%86%E5%BD%A2#w4c417b1]]/[[<cannot+完了形>:http://mep.papiko.com/index.php?%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E%EF%BC%8B%E5%AE%8C%E4%BA%86%E5%BD%A2#kd8d77b8]]を用いる。